コロナ禍にあって、飲食店で今まで以上に気をつけなければいけない事ってあるよね？
そう❗️
衛生管理っす。
実際の感染を防ぐのはもちろん、お客に安心感を与える意味でも徹底的にやってほしい。
これからは、衛生管理の強化は必需案件。ここがしっかりしているかどうか？これがお店の選ぶ基準として確実に入って来ている。
実際営業していると店先にアルコールスプレーがないって理由で避けていたお客さんを見た。
いや、これマジっす。知らないうちに客足を遠ざけている可能性大
じゃあ実際お店で行っている衛生管理どんな事をしてるのか？基本的な事だけど、ニュース、専門誌、営業先で見た取り組みをつらつら書いていく。
入口で検温。
検温は大事、まずは店内予防策の前にウイルスを持ち込ませない事を考える。
クラスターの発生防ぐ云々あるけど、従業員を守るという観点から見ても第一関門で危険を排除する姿勢は重要。
この厳しい時期、売上を作りたいのは当然だけど、従業員を守る、大事にするって姿勢を見せる意味でもやっておいた方が良い。
従業員のマスク着用&高頻度のアルコール消毒、手洗い実施。
これも、従業員を守る上でやらなければいけないと思う。
不特定多数と長時間接触するわけだから、感染の確率はぐっと上がる。この辺結構大袈裟だよ、みたいな感じで甘く見ている人多いのだが、しっかり考えなきゃいけない事だからね。
飲食店だしね、皆マスクは必ず外して食事する。お客が入れ替わるたびに、飛沫が飛び散った食器の片付けや、飛沫の飛び散ったテーブルを拭かなければいけない。
これって今までの流れだと飲食店では当たり前で普通の事だけど、このコロナ禍では例えるなら、
地雷原での地雷処理、ジャングルでのゲリラ戦のようなもので、見えない爆弾、見えない武装兵相手にいかにダメージなく無事生還するか？がテーマになる。
という事は、生き残るための装備、爆弾処理のための道具、手法が必要なわけで、それがマスク、手袋であり、こまめな手洗い、アルコール消毒なんです。
ここを甘く見ず、徹底させるのは優先事項となる。
アルコール消毒液を各所に配置。
これは基本中の基本、いまどき全く置いていないお店は無いと思う。
厚生労働省のホームページには、アルコール（濃度70%以上95%以下のエタノール）を擦り込むと書いてある。これは除菌効果が最も高い濃度は70%と言われているのでその為だ。
なので、安価すぎる物は濃度が低い可能性が高いので気をつけるべし。
置く場所は
1、〈入り口〉これは当然、見える場所に置く。
2、〈トイレ〉まあ、これも当然、便座も拭きたい人もいる。
3、〈調理場〉ここは、まあ置いてないわけないよね。対面調理しているのであれば、特にお客から見えるところへ。
4、〈各テーブル〉これはまだまだ少ないけど、人員が少ないお店は特に良いと思う。コストはかかるが、お客の入れ替わり時そのつどアルコールで色々拭くよりは手間の軽減になる。
とにかく お客に見える位置に置き、声をかけ使用を促す。
不特定多数が触れる場所はひたすら、こまめに消毒。
こまめに消毒する。
これ意外と忘れがち、今までやっていない事を癖づけるのって大変なんす。とにかく来店客が手にするもの、口に入れるものはこれでもかと消毒するべし。
- お客が食べ終わった後のテーブル、椅子
- 共有使用の調味料の入れ物（入店、退店事に引き揚げして消毒）
- 店内のあらゆるドアノブ
- 厨房機器
- メニュー表
- オーダーの端末
- 電気のスイッチ
特にこれらは必ず丁寧に消毒。その他気がついたらとにかく消毒実施。
お客は結構見ているので、アピールにもなり、安心材料にもなる。逆によりナーバスになっている人もいるので個人の感覚で済ませてしまうと消毒警察にチェックを受けてしまう。
もうね
『ど〜ですか〜この店ゴリゴリ消毒してるんですぅ〜、さあみんな見るが良い〜』
くらいの勢いで、拭きまくりましょう。
どうしても忙しかったり、忘れちゃったりする場合は、癖づけのため、何分に１回消毒するとルール決めをしてやると良い。
調理の説明は動画で紹介
これは結構面白いと思った。
お客様に一部調理をお願いするメニュー、今まで従業員が目の前でデモンストレーションしながら説明していた場合（お好み焼きの焼き方、混ぜて食べるメニューの混ぜる順序等々）なんかにも有効。
やり方は目から鱗、単純に店でYouTubeに投稿しそれをスマホで見てもらいながらやってもらう。人手もかけずにできるし、お客様も何回でも確認できるのが利点。
店オリジナルの新型コロナウイルス感染防止ガイドラインを提示する。
これは、感染防止ガイドラインなんて小難しく言っているけど、簡単に言うとうちの店コロナウイルスに対してこんなルールでやっているぜ❗️
と宣言するって事。
これをホームページ、店先、各テーブルにわかるように出しておく
各人衛生管理の考え方、捉え方にバラ付きがあり、トラブルになる可能性がある。店のルールはこうですので守っていただけますか？と言えば納得していただける。
もし万が一何かあったとしても、やれることをやっているのとそうじゃないのとでは、与える印象が全然違うっす。
日本フードサービス協会等のガイドラインなんかを参考によりお店にあった形で作成すると良いと思う。
